食から旅を綴る。大阪・岡山編

ご無沙汰しております!!
4月3回めの更新です。
国内ヒッチハイクに行っている間に更新したかったのですが、
中身が濃ゆい毎日を送りすぎてなかなか手を出せずにおりました。

12日間の旅を終えて、今は福島の実家にいます。
ゆっくりと旅を振り返ってみると、色んな角度からこの旅を反芻できることに気が付きました。
その一つが「食」。

一緒に旅をした 堤進太郎さんもブログで食について触れています。
吾唯知足http://shintarooooo.blogspot.jp/

旅中、いろんな人と いろんな食卓を囲みました。
外食もあったけど、おうちごはんもありました。
おうちごはんのほとんどがご厚意で、本当に頭が下がります。
ありがとうございました。
道中会った人の生活にお邪魔して、普段食べているものを一緒に食べる。
中々、そんな機会に飛びこむ事ってないと思います。
そして、新鮮でした。そんな想いをこのブログではまとめていきます。
まずはかなりの衝撃を受けた、大阪と岡山での食に触れてみます。

■大阪の料理上手カップルのおうちごはん。(大阪)
ダントツで、彼女・ちあきさんの冷蔵庫と料理はすごい。
何種類かの手作りカレーストックがあって、冷凍小分け技術も上級者!
「作る」と「食べる」を心から楽しむ人の料理だった。
細かい調合は、食べてもらう人への愛だと 私は思っているので。
色んな調味料と食材で出来上がるちあきさんの料理には感服でした。
部屋もアジアン雑貨ですごかった。彼らの作る空間は個性が際立っていて逆に心地よかった。
写真 (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

■岡山での男メシ。(岡山・美作市・上山)
ここは坂が多い山間の土地なので、移動は車がないと難しい。買い物にも行けない。
あるもので食べる。そもそも野菜も肉も豊富なので なんとかなる。

最初の朝飯。白米があれば生きていけるよね。って家主不在の中、米が4合炊けた。
冷蔵庫の中を勝手に使うわけにもいかなかったので、おにぎりを握ることにした。
味付けは、ほんだし、醤油、かつお節。
おにぎりのレパートリーは何個かあると便利だ。
前職で、毎週金曜日におにぎりを30個ほど握っていて いろんな味付けにしてた。(のを見てた。)
ごま油✕おろしにんにく✕黒ゴマ とか。
青のり✕ゆかり とかね。
焼いてもいいし、醤油でも 味噌でもいい。
無限大だ。

その日の夜は、家主の梅さんと買いだしに行ったけど 買ったのはツバスという魚をまるまる2匹。
他にも猪肉を角煮にしようとか、採れたての筍を筍ごはんにしようとか言っていたけれど
お腹がすき過ぎて、却下!笑

1匹は梅さんがさばいてお刺身にしてくれた。
3枚におろした骨の部分とカマにも塩コショウを振って焼いて食べた。

もう1匹、見よう見まねで私がさばいてみたけれど(お恥ずかしながら、3枚おろしも満足にできません。。)
お刺身にできたのはほんの僅かで(しかも苦かった。なんで。泣き)
残りは焼き魚になりました。笑
写真 1 (3)

 

 

 

 

 

 

 

 

2回めの朝ごはんは、卵かけごはんと、味噌汁だった。
準備して食べるまでに、ものの5分。
お茶で〆て、出かける。

お昼。がっつり、ホコリを被りながら働いたあとに。
昨日解凍までしていた猪肉を使って焼きそばに!!みんなで作る。しかもソースじゃないです。塩コショウです。
6人で昼飯。
おそらく初めて食べる猪肉は、脂身がとっても美味しかった。
きっとこの肉は梅さんが捌いたものではないかと。

夜。
梅さんちの叔母さんの家でゴハンをいただく機会に恵まれた。
めーーーーちゃんんこうまかった!!!!!!!!!!
たまにいるんですよ。何使ったらこんな味になるんですか!??
っていうくらい魔法使いみたいに、おいしい料理を作るおばさまが。
そういう人が作る食事は、味付けが優しくて いくらでもおかわりしたくなる。
そんな料理を作れる人になりたいなー。
なんでだろうね、そこいらの外食では到底味わえない味わいがあるんですよ。
なのに◯◯のタレとか、ドレッシング類が そいう繊細な味を駆逐していっている気がして残念な想いを常々抱いています。

帰ったら、その日から梅さんちに泊まる2人が男のモツ鍋を作って待っててくれてた。
夜遅い帰宅だったのに、土鍋でグツグツして、持ってきてくれて一緒に食べた。
得意じゃないモツも、どんどん食べれるようになってきた。

3回めの朝食。
卵かけごはんと味噌汁。今日も準備はものの5分。

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わたしは食べる方が好きですが、「作る側」の人間でもあるので
食材と、味で 手をかけてる度合いはある程度わかります。
だから、大阪のちあきさんや 梅さんのおばさまのように繊細な味付けができるヒトを尊敬します。
沢山の味見の上で、その料理が成り立っているからです。

しかし!わたしは岡山で「男メシ」について衝撃を受けました。
こんなに簡単でいいんだ!!!?笑 と。

例えば朝食でも何品か作らないといけないかな とか
凝ったものを作ったほうが喜ばれるかな とか

ごはんを作る女子は色々悩むと思います。

実際にそんな料理だったら喜ばしいことには間違えないかもしれない。
でも、卵かけごはんでも十分良かったりするのも ホントだなと。
そういうわたしも、卵かけごはん大好きです。
そんな「差」を知っていたら、気を楽に 一緒にごはんを楽しめるなぁと思ったり。
シンプルに、かつ豪快に料理を楽しむ方法もありますね。

そしてもう一つ。
あえて「手」を使って料理することの大切さに気が付きました。
お刺身は、スーパーに行けばすでにお造りになってますよね。
鶏肉だって、すでに切り身。
元がコケコッコーって鳴くニワトリだって、小さい子は教えられてるのかな?
お惣菜も、練り物もできあいで。
余計なものも沢山入っている。
便利をお金で買いすぎてる。

わたし達は命をいただいて食べているのに、「殺す」という行為から離れているな と。
命をいただくという重さに向き合っているのかなって思いました。

現に、初めてさばいたツバスの内蔵に四苦八苦したし、うわって思いました。
手は生臭くなるし。
でも、命をいただくってそういうことですよね。
「死」の近くにいるから、今まであった「生」を美味しいままいただける。
食べることへの感謝が更に生まれました。

今後は、自分で刺し身をひいていきたいです。
まずはアジの3枚おろしに挑戦しています!!

ちょうど、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」を見ながら旅をしていたので
食べることの幸せや、手をかけて作るという想いに共感しながら この考えに至りました。
次回は、その他の地域での食を綴ります。

食べることが楽しくなると、一日の楽しみが3回増える。を伝えていくヒト 谷津由利恵
140420-007

 

 

 

 

 

写真は岡山県美作市の上山集落。棚田が有名です!

2014-04-28 | Posted in 国内ヒッチハイクNo Comments » 

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